色彩は抑えてあって、絵もさらっとした感じで、派手さはないです。
爬虫類の研究をしている息子からプレゼントにへびが送られてくるっていうありえない設定でまず笑えます。ビックリしつつも子どものようにかわいがって育てる様子(哺乳瓶でミルクを飲ませたり)も面白いんです。クリクターと名づけて、一緒に買い物に連れて行ったり、職場の学校に連れて行ったり、シチュエーションはとことんありえません。でも、へびってこんなに使えるのってくらい、いろんな遊び方(使い方?)があって、子どもにはワクワクさせる要素たっぷりです。
クリクターがアルファベットや数字の形になる場面もあって、字に興味を持っている子どもにも面白いです。いかにも「知育絵本」って感じじゃなくて、ほんとに絵本のお話の一部としてさりげなく入っているので違和感がありません。
これを読んだらへびが好きになっちゃうかも・・・?です。