臨月の奥さんが人前でおならをしたと、殿様に島流しに合う。そこで息子を産み、息子が少し大きくなったときに話を聞いて、父親の殿様に会いに行きます。そのときに「おならをしたことない人が育てれば金の椿になる椿」を売るとして父親に会い、諭すわけです。そこで家族3人仲良く暮らすことに。
ストーリーとしてはよく出来ていて、結末は良かったのですが、自分が妻の身だからか、身重でおならがちょっと出ても肉体の構造上は仕方ないと思うのに、冷たく島流しする殿に怒りを覚えます。しかも息子にちょっと言われたくらいで息子に謝って妻を呼び戻すのですが、謝るべきはむしろ妻にだろうと、、、思います。しかも、反省してという感じではなく、息子の機嫌をとろうとしているような印象を受けます。
妻として読むとなんだかな〜と思う作品です。