写真が豊富なカエルの絵本は、他にもたくさんありますが、この本は題名通り、カエルの大変身(変態)がメインになっています。
やはり注目は、オタマジャクシの前足がずぼっと出てくるところ。この本は、文字が少なく、一つ一つの写真が大きいので、皮膚の下に何か(足)がある様子がよくわかります。
他のカエルの絵本でも、たいてい、変態の写真は時系列で載っているのですが、なかなかここまで変態がわかりやすい、大きな写真はないです。
写真が大きく、文が易しいので、幼児さんでも十分楽しめるのではないかと思います。
子供に読んだところ、翌朝、着替えの際に、Tシャツの袖口からズボッと手を出して、「見て見て!前足が生えた!」と喜んでいました。