サンタクロースの謎に、的確に答えてくれてます。
その答えが、全然気取っていないところが素敵です。
もし、こどもに聞かれたら、こんなふうに答えたいなと思うような答えです。
この絵本、絵が二段構えになっていて、上は質問に対する答えの絵で、下は子どもがお父さんやお母さんに質問している状況の絵になっています。
私は、下の絵が好きです。
お姉ちゃんと弟が、お父さんとお風呂に入りながら、お父さんを質問責めし、まだ納得がいかなくて、歯磨きしながら聞いたり、年賀状を書き始めたお父さんとお母さんに、「本当はいないんじゃないの」と抗議するように質問したり。、その状況をいろいろ想像しながら楽しめる絵です。最後は、さあさあ寝なさい、というように背中を押されて、寝室に入る絵になっています。子供たちは納得して寝たのかな?
最終ページの安らかな寝顔に微笑んでしまいます。