♪春風ルラ〜ラルラ〜ラ ちょうちょがヒラ〜ラヒラ〜ラ♪
子どもの頃、音楽の時間に習った歌がつい口をつく。
「ルラルさん」―春風みたいに陽気なイメージの名前。
ところが、開いたページのルラルさんは
メガネの奥の瞳が見えず…不穏。
大切な庭を荒らされないよう
キラリ★目を光らせていたんですね。
いますいます、こんなおじさん!
ありますあります、こんなお庭!
もう雑草1本だってこの庭に入っちゃダメッて
ピンセットで抜いてるような…
整然とした庭、見るだけの庭、
どうしても入らなきゃって時には、爪先立って歩かなきゃって庭。
このお話の功労者は
なんといってもわにくん。
堂々とこのお庭に入って寝そべっちゃって
ルラルさんに手招きしちゃって!
おかげでルラルさん
芝生に寝ころぶ心地よさと
それをみんなで味わう楽しさGet。
どれだけうっとりかって
パジャマのルラルさんは
メガネの奥の瞳が笑ってるもんね。
ルラルさんの大切な庭は
みんなの大切な庭になりました。