表紙の愛くるしい二人に惹かれて選びました。双子のこぐまのルルとララは、はだかんぼうの木の為にセーターを編んであげることのしました。自分たちは、セーターが一枚しかないのでかわりばんこに着ているのに、はだかんぼうの木の為に、森を歩き回って、白くてふわふわのものと緑の葉っぱを捜したりして、毛糸玉を完成させました。森のみんなの協力もあって木に緑のセーターを着せてあげることができた時にはほっとしました。そのことばかりに没頭していた二人は、自分たちの冬支度はしてなくても森の仲間からの素敵なプレゼントに感激してしまった私です。人に優しくすると必ず周りからも優しく返ってくる素敵な仲間たちに心が温かくなりました。読んでいるだけでも心が満たされて幸せになれる絵本だと思いました。孫に残したいお薦めの絵本です!