スズナ姫のシリーズ、これで三冊読みました。
息子は中でもこの本が一番気になったようです。
私の読み聞かせ後も、自分で読み返してみました。読み聞かせだと魔物の正体に関するうたの意味が字としてイメージできなかったようなのですが、漢字で見て「わかった。そういうことか」と言っていました。
息子にとってはとても感情移入するものがあった本のようで、最近よく「ぼくは八歳だから、(山神様だと)四百歳でスズナ姫よりは大きいから、小さいなんて言ってだめ」などと言うようになりました。
スズナ姫、小さくとも山神様として一つの山を納めていること、知恵もあり勇気もあること、とても息子にとっての刺激になったようです。