さてさて、おなじみの「さんびきのこぶた」のお話がどんな風に料理されているのか、楽しみにしながら読みました。
あら〜、藁のおうちをつくったぶたさんは食べられちゃうの?と、思っていたら、オオカミの???の表情に、私も?
木の枝でおうちをつっくたぶたくんもあわやという時に、気づきました〜(笑)。
作品(絵本)の外へ逃げ出したぶたくんたちに。
楽しい劇画タッチのぶたさんの描写(作中)と、写実的でリアルなぶたさん(作外)の描き分けで、いま彼らがどこにいるかがわかります。
食べられたくないですものね〜、絵本から飛び出しちゃうにかぎります。
絵本の中に取り残されたオオカミが、外に出たぶたさんたちにいいように折り曲げられてカミヒコーキなんかにされちゃうところは、新しいオオカミの懲らしめ方みたいで笑えます。
たくさん外の世界で遊んだ末に、絵本にぶたさんたちが戻るというのも面白い。
それもお友達を連れて。
オオカミが腰を抜かしているのにもうう一度ハハハでした。