ジョニーのかたやきパン」 ランタナさんの声

ジョニーのかたやきパン 作:ルース・ソーヤー
絵:ロバート・マックロスキー
訳:こみや ゆう
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2009年05月
ISBN:9784001112139
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 21
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  • かたやきパン、やるじゃない!

    • ランタナさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    図書館のお勧めの絵本の棚にあり、私も表紙の少年の口笛に呼ばれて♪借りてみました。

    老夫婦とお手伝いの少年ジョニー3人の平和な山の暮らしは
    次々に家畜がいなくなってしまい、家計が困窮。
    ジョニーは暇を出され、かたやきパン入りの袋をしょって、歩き始めます。
    すると「たべられるもんなら たべてごらん!」と歌いながら、かたやきパンが転がり始めたのです。
    歌に挑発されて、追手はだんだん増えていき・・・
    さぁ、どうなる?

    「おだんごパン」を知っている息子は
    このお話も同じ結末だろうと予想して聞いていたようでしたが、
    いやぁ、いい意味で予想を裏切られました(私も)。
    かたやきパン、やるじゃない!

    ストーリーテラーでもあるという、ルース・ソーヤーさんの文章は
    長めだけれど、リズムが良く、読んでいて心地よいものでした。
    こみやゆうさんの訳もよいのでしょうね。
    なんというか、古き良きアメリカっぽい雰囲気を醸し出しつつも
    固さやとっつきにくさはなく、親しみやすい感じがしました。

    かたやきパンが疲れてきて
    「たべられるもんなら た、たべ、たべてごらん!」
    と息を切らしながら歌う場面が、なんとも可笑しい。
    息子も笑いながら聞いていました。
    物語を通して見てみても
    おばあさんの歌、ジョニーの口笛、かたやきパンの歌と、音楽にあふれ、表情豊かな絵も手伝って、気持ちが明るくなる絵本でした。

    小学生位のお子さんにおすすめです。
    一人読みできる子でも、ぜひ読み聞かせで楽しんで欲しいなぁと思います。

    投稿日:2011/09/24

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