今年入園する4歳の娘に読みました。
表紙はちょっと目つきの鋭いオオカミだったので(^^;)、どんなお話かな??と思い読んでみると、とっても子供たち思いの優しいオオカミの先生のお話でした。
幼稚園が始まるというのに、生徒が集まらない幼稚園。がおー先生は、幼稚園を覗きにやって来た子供たちを見ると、嬉しさのあまり、『がおー!』と大きな声を上げてしまいます。それを聞いて逃げて行く子どもたち・・・。
子どもたちに逃げられても諦めずに、何とか子どもたちの喜ぶものを・・・と考える、がおー先生。子どもたちのことが本当に大好きなんでしょう。
人も見かけで判断しがちですが、大切なのは心ですよね。
子どもたちにもがおー先生の優しい気持ちが、伝わったんだと思います。
娘も最後に幼稚園の中で笑っている、先生と園児を見て、「何か面白いことしてるんじゃない?」と想像を膨らませていました。
今の娘にはぴったりのお話で、気に入ったようで何度も読み返していました。