子供の読み物として、王道中の王道、というかんじがする、わんぱくだんのシリーズです。
今回、わんぱくだんの三人は、見知らぬはらっぱを見つけます。
小さな川をぴょーんと超えたとき、不思議なことに、三人の体が小さくなってしまいます。
小さくなった体には、ただの野原がジャングルになってしまうのです。
自分のからだとおなじぐらいのダンゴムシやてんとうむし。
まほうのじゅうたんのようなあげはちょう。
これは、子供心を掻き立てる絵本ですね。
虫の怖い私は、あまり想像力をかきたてられないように読んでおりましたが。
カマキリに見つかり、ピンチの三人。ハッパの船に乗り、命からがら逃げ出しますが、なんとその先に滝が…!!
大人は、大体想像がつきますが、子供はドキドキハラハラのようです。
想像力がついてきた頃に、ぜひおすすめの一冊です。