戦国時代の子どもの目線で、村の暮らしを詳しく書かれています。
子どもの目から見ているので、親近感をもって読めると思いました。
絵本が大きいので見ごたえがあります。
詳しい説明があとがきで書かれてありますが、子どもが自分で読むのは難しそうなので、絵の近くに分かりやすく工夫されていたらよかったと思いました。
当時は農業は百姓だけでなく、侍も農業をしていたそうで、村の若い衆と武装して防衛軍を結成していたようです。
不当なことにも団結して目的を達成していたそうです。
人と人のつながりがなければ、生きていけない時代です。
子どもの役割も大きく、大人の干渉が少なくて、子どもには幸せな時代です。
良いことばかりの時代ではないですが、厳しさも人を強くするのだと思いました。
こんな時代が今の日本の土台になっているのでしょう。
自分たちもこれからの日本の土台となって、子どもたちを支えていけるといいなあと思いました。