この本は一冊でたくさんのメッセージがあったと思います。
主人公がガラスのうまを壊してしまいます。テープで修理しますが、ガラスのうまはそのまま逃げ出してしまいました。主人公は裸足のままうまを追い掛けて、不思議な冒険を体験します。
中でも私が一番子供達に感じて欲しいメッセージは、主人公がガラス山のかあさんの所で、勝手におだんごを食べてしまった為に与えられた罰をやり遂げる場面にあります。おもい水くみをするのですが、途中にいろんな誘惑があります。でも主人公は自分がやるべき事を理解し、いい事(いい人)悪い事(悪い人)を見極める目を持ち、その罰を最後までやり遂げます。
子供達にはまだ難しくてわからないと思いますが、いつか理解してくれたらいいなと思っています。
最後まで主人公の冒険はハラハラドキドキします。子供も大人も楽しめる一冊だと思います。