懐かしさに、思わず手にとって、何十年振りかで読んでみました。
親がこの本が好きだったので、子供の頃に何度か読んでもらったのですが、「やえもんて、なんて怖いお爺さんなんだろう」と思って、実はあまり好きになれなかったんです。なんで、親が何度も読んでくれるのか、不思議でした。
でも、今、何十年か働きつづけ、40代になった私は、やえもんの気持ちがわかるようになりました。そして、なんで親が何度も読んでくれたのだろうか…ということも。
自分が今まで頑張ってきたこと、これからもまだまだ頑張るぞ!ということを子供にわかってもらいたかったのかな?
子供の頃は気付かなかったのですが、やえもんや客車、電気機関車の音が面白く表現されていたんですね。今頃になって気付きました。
小学生の娘は、読んでもらうよりも自分で読みたい…と言って、読んでいました。絵が昔の日本なので、それも面白いようです。