私は虫が苦手なのですが息子が公園で見かけるてんとう虫や蝶、あり、だんごむしなど身近な昆虫に興味があるようなので、図書館から借りてきました。
落ち着いた色使いで丁寧に描かれている生き物達がたくさん登場します。お話にかかわっていない生物もイッパイ登場します。「これ何?」と聞かれても私には分からないのですが、表紙裏に書かれている絵には名前も書かれているのでそこから探しています。「ギョッ!!!」のフナムシのページは本から手を離したいぐらいでしたが…
お話はだんごむしが仲間を訪ねて海まで行くという冒険ものです。船を作る時にはハサミやドリルまで使っていてビックリ!手作りの船には泳げないカタツムリくんも一緒に乗り込みます。滝に落ちてしまうシーンは見開きを縦イッパイに使っていて子供たちもビックリです。ドキドキがいっぱいの冒険は海の中まで続きます。だんごむしは水の中でも少しの間は平気なんてこの絵本を読むまで知りませんでした。虫が苦手な人にはちょっと辛い絵本かもしれませんが、大冒険は楽しめると思います。