宮沢賢治の絵本 貝の火 宮沢賢治の絵本 貝の火
作: 宮沢 賢治 絵: おくはら ゆめ  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。 「これは貝の火という宝珠でございます。 王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になる

はくちょう」 夏の雨さんの声

はくちょう 作:内田 麟太郎
絵:いせひでこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:2003年07月
ISBN:9784061322752
評価スコア 4.35
評価ランキング 11,699
みんなの声 総数 19
  • この絵本のレビューを書く
  •  擬人化というのは「人でないものを人に擬して表現すること」ですが、絵本の世界でもたくさんの擬人化が試みられます。
     おもちゃ、ぬいぐるみ、やさい、おうち、どうぶつたち、・・・その他たくさん。
     擬人化されないものはないのではないでしょうか。

     内田麟太郎さんが文を書いたこの絵本では、「いけ」が擬人化されています。
     いけ? ひらがなで書くとわかりにくいですが、これは「池」。
     水をたたえた、あの池です。
     春になって仲間の白鳥たちが遠い北国に帰っていきます。でも、たった一羽だけ帰れない白鳥がいました。
     きつねに羽をかまれて傷ついた白鳥です。
     白鳥は小さな池で傷を癒していたのです。
     ただ、池は言葉が離せません。
     内田さんは、それは池がちいさいからだとしています。
     なので、絵本の中では池の言葉はかっこつきで書かれています。
     (…はくちょうさん)と、いった風に。
     でも、池の白鳥への想いは、まるで恋する若者のような感じがします。
     白鳥の白いうなじをみつづけているなんて、まるで恋をしているよう。

     やがて、白鳥の傷が癒え、帰る日がやってきます。
     真っ青な空に一羽の真っ白な白鳥。
     そのあとを追うように、池もまた白鳥となって羽をひろげます。
     なんとも感動的なラストです。

     内田さんの素敵な文を、そして池の擬人化という難しい設定に、いせひでこさんの絵は見事に応えています。
     最後の二羽の白鳥こそ、内田麟太郎さんといせひでこさんの姿のようにも思えました。

    投稿日:2019/01/13

    参考になりました
    感謝
    1

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「はくちょう」のみんなの声を見る

「はくちょう」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / からすのパンやさん / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / じゃあじゃあびりびり / どうぞのいす

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • パンダ銭湯
    パンダ銭湯
    作・絵:ツペラ ツペラ(tupera tupera) 出版社:絵本館 絵本館の特集ページがあります!
    いま、明かされるパンダのひみつ。


「おしえて!コロ和尚 こどものどうとく」シリーズ監修・釈徹宗さんインタビュー<br>

みんなの声(19人)

絵本の評価(4.35)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット