始めはアリ、クモ、かたつむり、バッタ、芋虫がお話したり普通の会話の絵本だと思っていました。
読んでいくと、芋虫がさなぎになりチョウチョになったりわくわくし始めました。
チョウチョになり遠くへ引っ越した町までみんなで遊びに行くところからはみんな一人ひとりが協力しあい、助け合うので息子にも理解してほしいなと思える内容です。
遊びに行く途中も風ではなびらが吹いてきてアリもクモもかたつむりもはなびらに埋もれてしまうなんてかわいらしい光景です。
木の根っこを通る真っ暗なシーンは私でもわくわくしてしまい、子供であればぞくぞくするのかもしれません。
帰り道自分たちの村へ帰るのに地図をなくしてしまいますが、かたつむりの歩いてきたキラキラした後をなぞってかえるという終わり方も、なんて子供心をくすぐるようなお話なのだとキュンとしました。
お話の途中途中がとにかくかわいくてわくわく、どきどきして楽しめると思います。