この絵本は、3歳〜18歳未満の難病と闘ってる子どもたちが
それぞれのゆめを絵や言葉にして綴った絵本です。
私自身も、3歳のころに腎臓病で約1年間闘病生活をしていたので
この本の中の子どもたちの素直に感じるままに描かれている
ゆめに心をうたてれました。
とくに、共通して描かれているのが外へ飛び出したい!といった
ゆめが多いこと。私も闘病生活の中ではやはり、早く外で自由に
動き回りたい!というのが1ばんの願いでした。
そして、その夢は決して大それた物ではなく、
とてもささやかな物であること。
読んでる私たちも、これいい!っていうゆめがいくつもありました。
ひみつの扉を見付けられたら・・・、
毎回の食事がすべてチョコだったら・・・、
白鳥の羽の上でねむりたい!私も、娘も是非、叶えたいゆめばかりで
この願いを描いた子どもたちにもまた、叶うように願いました。