おばけ好きの息子に読みました。
親切心から、山奥にオバケを放す事を許した村長。
引換えにお礼を沢山もらいます。
噂は広まって、オバケを連れてくる村が急増。村はどんどん豊かになっていきます。
最後には、山奥で増えたオバケが村にやってきます。
その報告を受けた村長の反応が恐いです。
「村人に酒をふるまってやれ」
誤摩化すつもりが、自分自身も麻痺してしまい、正しい行動をおこせなくなっています。
読んでいて何だかゾッとしてしまいます。
息子はおばけ好きで何度も読みましたが、本当の所は分かっていないと思います。
小学校低学年ぐらいになったら、読み返したいです。