センダックの本を読んでいるのですが、センダック自身が文も絵も描いている絵本というのは、一読しただけではなかなかわかりにくいことがあります。
この本もカバーの説明と「『かいじゅうたち』の世界へ」というセンダックの伝記でおぼろげながらわかったかなという感じでした。
息子に聞いてみると「よくわかんなかったけど。経験をつむってことだけはわかったよ」という返事でした。
センダックの愛犬の死が背景にあるようだし、マザーグースの影響もあるようで、こうなると、マザーグースの素養のない私にとってはお手上げに近いかなという感じでした。
赤ちゃんをライオンから守る時に、赤ちゃんの名前を思い出さなくてはいけないということ、これは昔話の中でもよく登場する展開だなあと思いました。
私にとってはむずかしかったです。