3歳の妹をもつ、8歳の息子と読みました。
主人公が「かわいくないいもうと」について力説する前半部分、
兄として共感した部分がたくさんあるのか、
かなり頷きながら読んでいた息子。
病気になって遊んでほしい妹のいじらしい姿や、
妹にうつってしまって妹が隔離されている姿には、
日常で見に覚えもあることから、ジーンとくるものがあったようです。
普段はうっとおしいと言いながらも、
やっぱり妹を可愛がってくれるお兄ちゃん。
兄妹っていいな。
わが子たちをみても、この絵本を読んでも、
本当にそう思います。
この絵本がきっかけで浜田桂子さんの絵本を調べてみると、
家族や兄妹に関する絵本が多いみたい。
作者さん自身にも、お兄さんがいらっしゃるのでしょうか?
本中には、
「ぼくのかわいいいもうと」っていう絵本が出てきたりなんかして、
なかなかユニークで笑える部分もたくさんありますよ。