ここのところ、長谷川義史さんの絵本をよく手にする6歳近くの孫娘に、そろそろいいかなと。
やはり、おじいちゃんが病気になって死に至る後半は、読み手の私の声も詰まりがちになってしまいました。
読み終わった後、孫娘は何度もひっくり返し、ひとり見入っていました。
暫くして。
「おじいちゃんのこの(ページの)顔とこの(ページの)顔は同じだよ」
どうやら、おじいちゃんの変わっていく姿を確認していたようでした。
それから、お風呂場で。
「おじいちゃんは、再来年は死んでいるかな?」
「まだ、生きているよ」
「それじゃ、再来年の再来年は?」
「まだまだ、生きているだろうね」
「それじゃ〜、千年後は?」
「あはは。○○ちゃんも死んでるね。天国でまた一緒に遊べるね」
「あはは」