読んでいくうちに、心が温かくなる本です。
15通の手紙でできているのですが、どの手紙も「そのままの自分でいいんだよ」と言ってくれているように思えます。
私が特に好きなのは、「リトルキュートナ」で始まる一通。
あんな手紙をもらったら、本当に心からゆっくりと眠ることができそうです。
実は、「ぼくのキュートナ」っていう言い方は、「オレの女」みたいで最初は抵抗がありました。
でも、最後まで読むと「ぼくの《大好きな》キュートナ」なんだと思えてきます。
娘はまだよくわからないみたいで、絵を見ているだけでしたが、娘がいつかラブレターを書くときには、参考にするよう薦めてみるつもりです。