レオ・レオニさんのねずみたちが繰り広げる、各月の光景です。
色の魔術師らしい、愉快な色彩が印象的です。
翻訳は谷川俊太郎さん、とありますが、
おそらく意訳もあるでしょうから、谷川さんが詩を添えるとも評されているのでしょうね。
是非とも原書で読んでみたいものです。
どの月もレオ・レオニさん&谷川俊太郎さんらしい少しシュールな詩です。
私のお気に入りは、6月。
「でもぼくはぼく わたしはわたし それがいちばん すばらしい」
レオ・レオニさんの他の作品にも通じるのではないでしょうか。
見開きでひと月の構成、カレンダー風にディスプレイとしても使えそうですよ。