山に住んでいる子どもたちって、こんなにタフなのでしょうか?
マウルスが最初、町に住むいとこ・マドライナのところへ一人で向かうときの道中にはびっくりしました。
言葉のあやとか表現的なものではなく、間違いなく確かに万年雪のある山を(たった一人で)一つ越えて向かったのです!しかも、さも当たり前の様子でごく普通に!
作者は子どもの頃山で育ったと書いてありましたが、作者自身が育った山村も、マウルスのいる山間の村のようなところだったのかな〜。
作品的には全く関係ない話ですが、
最後にちょっととだけ登場するヘリコプターの操縦士の顔が、やたらハンサムだと感じたのは、私だけでしょうか?
どのページもとても素敵でしたが、個人的にはマドライナとおじさんのやっている花屋のワゴンが描かれているシーンが一番好きです。