「とらが ぐるぐるまわって バターになる」という場面の鮮烈なイメージは、世代を超えて、今の子ども達にも新鮮で、強烈な印象を与えているようです。お話は、可愛い男の子さんぼが、おとうさんとおかあさんにもらった上等の服と傘を持って、お散歩に出かけるところから始まります。途中で出会ったトラに、食べられそうになるさんぼは、次々に大切な服を渡してしまいますが・・・。さて、さんぼはどんな機転でこのピンチを乗りこえるのでしょう?大胆な色使いや、デザイン性の高いイラストも人気の理由のひとつかもしれませんね。
あおいあおい空にぽっかり浮かんでいるのは、くものこ くー。そこへやってきた赤いふうせんをつかまえると、中から飛び出しのは、かぜのこ ふー。二人はいろんな形をしたくもがいる中を、かくれんぼして遊びます。ところが大変!くろいくもがやってきて、くーがつかまっちゃった。大丈夫かな?
見ているだけでも気持ちがいい、ほんわかした雲の世界。でもよーく見ると、地上でももう一つの物語が進行しているようですよ。何回でもくり返しめくって楽しんでくださいね。
「ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。3人集まれば、わんぱくだん。」
こんな素敵なフレーズですっかりおなじみ、「わんぱくだん」シリーズ。3人が集まると、なぜかいつも不思議なことが起こるのです。
「海底探検ごっこをしよう。」鼻をつまんでプールに潜ったわんぱくだんの3人組はいつのまにか海の中へ。出会ったイルカのマリンといっしょに大冒険! イルカの街・・・行ってみたいなあ。
税込価格: ¥1,430
真夜中でござる。しめしめ、この家の者は、みな寝ているでござる。忍者は、ぬき足さし足、そうっとそうっと・・・。「よふかしにんじゃ」、タイトルを聞いただけでも気になってしまうこの絵本。さて、その正体と行動の全容とは!?
エド・ヤングによる忍者の絵は、一味違う魅力をはなっています。コラージュによる時代劇風、サスペンス調の絵と、奇想天外な展開。それを長谷川義史さんによる関西弁の訳が軽妙にひっぱっていってくれる楽しい絵本です。
きれいなたまご色がキュートなプリンちゃん。おかしの国のおかしの家に住んでいます。
今日はどれにしようかな。そういって登場するのは素敵な衣装だなに並んだホイップやチョコクリームのドレスやさくらんぼやキャンディーのかみかざり。きれいで、かわいくて、ドキドキしてウキウキして・・・「ひゃーー」。かわいいのです。おしゃれ心がめざめた、全ての女の子たちにおすすめの絵本です!
命を「解く」ということばを、ご存知ですか。食肉解体業に携わる人々が、牛や豚を殺す、という意味で実際に使っている言葉です。これは、食肉センターに勤めて実際に命を解くことを仕事にされている、坂本義喜さんのおはなしです。
講演で坂本さんが語るエピソードに感銘を受けた助産師・内田美智子さんが、本として綴った「いのちをいただく」。10万部を超えるヒット作となった単行本は、その後漫画家の魚戸おさむさんがイラストを担当されて紙芝居に、そして今回絵本となって私たちのもとに届きました。
読んだ後には、きっと言葉の意味をかみ締めながら、感謝して食事に向かい合えるはず。「いただきます」。
株式会社 未来屋書店は日本を代表する流通グループ「イオン」の書籍専門店です。イオンを中心とした全国の大型ショッピングセンター(SC)に出店をしており、現在では全国35都道府県で店舗展開しています。未来屋書店は毎年10店舗以上の出店を続けており、大きな変化の時代を迎えている書店業界のなかで、常に新しい書店づくりにチャレンジし続けます。
子どもたちの心をとらえて離さないもの。それは一体なんなのでしょう。
夢中に絵本を読んでいる姿を見ると、ついその理由を探してみたくなります。
今回ご紹介する絵本には、そんな風に「夢中になれる」世界がつまっている作品ばかりです。
ドキドキしたり、夢を見たり、憧れたり。
そして、心に深くつきささることだってあります。
是非ご覧になってみてくださいね!
この作品のラインナップは、未来屋書店さんでも展開されています。
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