
アンビグラムとは、逆さまにしたり鏡に映したりしても読めて、意味も逆になったり、別の意味になったりもする、不思議な文字アートのこと。 本書では、数々のアンビグラム作品をクイズ形式で紹介しています。
本書を手に取りちらりとでも読めば、だれもが目を離せなくなるはず。 でも……この絵本の魅力を文章で伝えることの、なんとむずかしいことでしょう。
そのまま読んだら「カブトムシ」、上下逆さで「クワガタ」と読める。 そのまま読んだら「ぶたにしんじゅ」、上下逆さで「ねこにこばん」と読める。 そんな文字があるだなんて、信じられますか?
著者は、逆さまにすることで「挑戦」とも「勝利」とも読むことができるポスターを手がけ、広くアンビグラムを世に知らしめたノムライッセイさん。 ひらがな、カタカナ、漢字にアルファベット—— ノムラさんの手にかかれば、どんな文字でもアンビグラムに! イベントでは、なんと即興(!)でアンビグラム制作をおこなっているというからさらにおどろき。
巻末には、そんなノムラさんが伝授するアンビグラム作成のコツまで記載されています。 これでオリジナルのアンビグラムをつくれば、みんなびっくりすることまちがいなし!
ひと目見てみれば、もう夢中! さあ、アンビグラムの不思議な世界へ!
(堀井拓馬 小説家)

キミはこの暗号が解けるか? メディアでも大きく話題の「アンビグラム」 小学校の教室でそうたとまさみはノムラ先生からフシギな言葉を見せられる。 「アンビグラム」? 「アンビグラム」とは逆さにしても読めたり別の言葉になるフシギな文字アートのこと。 例えば「さつまいも」、逆さにすると……、えー!なんでそうなるの? 自分の目が信じられなくなる、フシギがいっぱい、暗号いっぱい! 頭も使って勉強にも役立つ、オールカラーのコミックやイラストでとっても見やすい。 テレビのクイズ番組で問題になったりして、話題の「アンビグラム」。 本を逆さにしても読めるから、学校で友だちと机を挟んでクイズ合戦ができる! 脳トレにも役立つ無限の可能性を持った言葉が、どんな風に読めるか文字通り「頭をひねって」楽しんで!
メディアで話題のアンビグラム!制作秘話はこちら!
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