『ムジカノーヴァ』2017年9月号〜2018年11月号の村上隆氏(東京音楽大学客員教授、『バッハ《インヴェンションとシンフォニア》創造的指導法』の著者)による連載「バッハ《インヴェンション》のすべて」は、装飾音の弾き方からダイナミクス、テンポ等まで、氏の長年にわたる《インヴェンション》研究の成果が注ぎ込まれた決定版。そして2019年1月号〜2020年3月号の赤松林太郎氏(ピアニスト、洗足学園音楽大学客員教授他)による連載「バッハ《シンフォニア》の美的探究」は、同名のセミナーを全国展開し、バッハ指導に定評のある筆者が、バッハの理解に欠かせないキリスト教や修辞学の知見を盛り込んだ画期的な内容。さらに野平一郎氏(作曲家・ピアニスト)のバッハの装飾音に関するインタヴューも収録。ピアノ指導者・学習者必修の《インヴェンション&シンフォニア》全曲を、指導現場を熟知した筆者陣が書き込み楽譜の形で徹底解説する、これまでにない書。
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