15年3月刊行の初版から東朋学園高等学校開校に伴い新たに序章を加えた改訂版を刊行。
舞台はかつて生徒の問題行動が絶えなかった大阪・天王寺の高等専修学校。
「生活指導強化」を目的に招かれた著者は、赴任後、問題の背景に生徒の「自信のなさ」や「発達障がい」が潜んでいることを知る。
一方学校はそうした生徒たちに厳しい指導と校則といった管理教育を敷いていた。増え続ける退学者、不登校、発達障がい。
ついに学校は経営危機に陥る。
学校改革を一任された男は常態化されていた画一的指導から十人十色の個性教育を進めるために不登校生向けクラス、
特別支援コースなどを設置。減り続けた生徒数は、およそ10年で4倍まで膨れ上がった。
今、大人たちがやらなければならない「本当の自立支援」とは何なのかを問い直すドキュメンタリー。
「困っている」子どもと向き合い、その答えを探し続けた男性校長と、大阪・天王寺の学校で起こった奇跡の実話。
※著者が校長を務める東朋学園高校が20年4月開校するのに伴い、表紙を一新し、
開校と学校の特色について書かれた序章を新たに追加。
また初版刊行時より変更があった生徒数や教員数、教育内容などを、必要に応じて適宜、修正した。
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