9年ぶりの改訂・第4版「耳科学分野の古典」が生まれ変わる。 本書は、1974年に初版が刊行されて以来、耳科学分野の解剖学アトラスとして永らく医学生、研修医、専門医の間で「座右の書」として読まれている。今回は9年ぶり、4度目の改訂版。 著者の野村恭也医師(国際耳鼻咽喉科学振興会理事長、東京大学名誉教授、昭和大学医学部客員教授)は、国内外で広く知られており、本書に収載される耳骨構造の線描図は野村医師監修のオリジナルであり、メディカルアートとしての希少価値も高い。 副題の「形態と計測値」のとおり、耳骨構造を数値で計測する本としても、世界で類もなく、今改訂では、新たに17章「系統発生」が新設、40点に及ぶイラストの修正・追加、文献の刷新など、最も新しい「耳科学の古典」としてアップデートを遂げている
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