この本は、2018年に新たに制定された保育士養成課程における「子ども家庭支援の心理学」の授業内容に準拠し、養成校での講義および学生の自学自習を想定して作成されたテキストです。
「子ども家庭支援の心理学」は、それまで他の科目で学ぶことになっていた内容が集まって構成されている科目です。学習内容が幅広いです。そのため、このテキストは内容ごとに4部構成になっています。
第I部:生涯発達から支援を考える
第II部:家族理解から支援を考える
第III部:多様な家族への支援を考える
第IV部:子どものこころへの支援を考える
一見、バラバラに見える内容ですが、根幹部分でつながっています。それは「子どもと家庭を支援する」視点を身につけることです。ぜひ、知識を得るだけで終わらせずに、その知識をもとに「どのように子どもや家庭を支援することにつなげるか」を考えながら学んでいただきたいと思います。
(本書「はじめに」より)