
「わしも、もうとしじゃ。つぎの おうさまは きつねくんに する。」 年老いたおうさまのライオンから次期おうさまを指名されたきつねくんは大慌て、動物たちもびっくり。だって、きつねくんは森いちばんの弱虫なのですから。きつねくんはおうさまらしくしようと奮闘しますが、失敗続き。そんな時、木の上で泣いているこぐまちゃんの姿が。 おうさまらしくなるために、というのは、まさにリーダーシップ論そのもの。強そうに見せること?一人で頑張ること?おはなしを通じて考えさせてくれます。そして、きつねくんが気付いた大切なこととは? 作者のいしあいつるえさんは、カラーセラピスト・アートセラピストとして、言葉になりにくい子どもたちの心に寄り添うためのツールとして、色彩心理をベースにしたコミュニケーションカードを制作されています。それだけに、きつねくんの心の動きが、柔らかい色彩や独特のアングルで丁寧に描かれています。2022年のゆうゆう絵本大賞にて優秀賞受賞の作品で、リーダーシップについて考えてみませんか?
(中村康子 子どもの本コーディネーター)

森いちばんの弱虫のきつね君が王様をまかされた。 大変だ!強くならなくちゃ!頑張って強そうに見せるのですが、、、。 さて、よわむしの王様はどうなるのでしょう。 本当の強さとは?リーダーとは? 子どもだけでなく、大人の方にも。
|