【本書の特長Q&A】
Q1 この本はどんな人に適しているの?
A1 本書は、英文法を一通り学習し終わった人を対象としている。ある程度自信があるけれど、自分の実力が入試レベルに達しているかどうか不安だという人、いっそうのレベルアップを図って難関校を突破したいという人、文法・重要構文をもう一度おさらいするとともにプラスアルファの知識を身につけたいという人のために作られたテキストだ。つまり標準〜やや上のレベルのテキストなのだ。
Q2 問題がレベル別に分かれていないようだけど…。
A2 問題集の多くは、簡単な「まとめ」のあとに、問題が基本的な問題から発展的な問題へと2〜3段階に分かれて収録されている。一見よさそうに見えるけれど、それなりにできるキミには、やさしい問題はやるだけ時間のむだかもしれない。また、超難関には手も足も出なくて、得るところがあまりないかもしれない。この手の問題集には、キミがやってためになる問題は、実は少ししかない。
本書に収録した問題は四年制大学と一部短大の入試から採られている。問題はたっぷりあって、重要ポイントは漏れなく確認できる。応用力を養えるように、骨のある問題、ちょっとひねった問題なども含まれているが、決して無理な問題はない。覚えた知識を使って英語力を鍛えることを主眼に据えて、すべての問題が選ばれているのだ。問題を解くうちに力がアップしていくのがキミにも実感できるはずだ。
Q3 ほかの問題集と比べてどんな工夫がしてあるの?
A3 問題を解くにあたって押さえておかなければならないことを、「解法の整理」としてはじめにまとめた。特に強調しておきたいのは、押さえておかなければならないポイントはすべて提示する、という方針を取ったことだ。形ばかりのまとめではなく、問題を解く上で必要なことを全部示すように努めた。ここでまとめたことを理解し覚えれば、あとの問題はすべて解けるはずだ。「解法の整理」と名づけた理由もそこにある。
Q4 最近の入試は長文読解問題が中心だと聞きました。文法はやってもあまり意味がないのでは?
A4 英文を解釈する力はとても大切だ。英文は単語の意味をつなぎ合わせてなんとなく想像して読んでいるだけでは、いつまでたっても正しい解釈力は身につかない。英語の文の決まりごとを集めたものが文法だ。文法と関係のないところに英文が存在しているわけではない。文法の勉強は同時に英文解釈の勉強にもなっているわけだ。実際、本書で取り上げた構文は英文解釈上も大切な構文をたくさん含んでいる。
ただ、英語の文章をたくさん読むことはいいことだし、必要でもある。長文を読むことに関しては、別に対策を講じる必要がある。要は、文法は不要だという考えが大きな思い違いだということだ。どちらも大切なんだ。
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