豊かさを知り、争いも覚えた人間は、再び自然と共生できるのか
そこは、世界のはざま。
一頭の鹿が森への路を駆け上がる。
「おかしい、嫌な予感がする」 「この森に雪が降ったことなんて、今まで一度も無かったのに」
いつもあたたかな光に包まれている神々の森に
不気味な暗闇が広がっていた…
―――
稲作を始めた村に、豊穣を司る鳥の神「たまゆら」を招くためにやってきた、鹿のミカク。
しかし、たまゆらは、稲作を始め争うようになった人間を嘆き、怒った縄文の神「ヨルノカミ」によって、
氷の中に閉じ込められてしまった。
ミカクは、たまゆらを取り戻すことができるのか。
そして人間は、ヨルノカミの怒りを鎮め、再び神々とともに暮らし、
自然と寄り添い、共存していくことができるのか?
愛と祈りに満ちた、“ヒト”と“カミ”が共に暮らす時代を、
美しいイラストとともに紡ぐ、古代ファンタジー!
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