ベートーヴェン20歳代、第一期の作曲でありながら成熟した書法が見られるピアノ協奏曲「第3番ハ短調」。全音スコアのリニューアル出版です。これまでの全音スコアのサイズから、ひとまわり大きなA5判で楽譜も大変読みやすい大きさになっています。
スコアはブライトコプフの旧全集版をベースに、初版のスコアやパート譜、独奏ピアノの演奏用楽譜、また新全集版や近年ヨーロッパで出版された批判校訂版のスコアなど、豊富な資料を参照して新しく制作しています。
第1楽章のカデンツァはベートーヴェン作を続けて読めるように掲載しています。諸井三郎氏による詳細な分析に基づいた解説が付いています。
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