東北の食文化「芋煮会」
みんながいるから、できるあじ
このまちでは秋になると、川原で大きな鍋を使った芋煮会が開かれます。
誰もが楽しみにしているのですが、芋煮会の食材のサトイモと牛肉とネギとこんにゃくは、まさかの大ゲンカ。
「しゅやくは、ぼくさ!」
サトイモくんがいばると
「あじをきめるのは ぎゅうにくのわたしよ!」
「はごたえなら こんにゃくのわたしよ!」
誰もゆずりません。
「いもにかいの いちばんのしゅやくは だれだとおもう?」と聞かれたのは、芋煮会で使われている、おおなべくん。
「ぼくがしってることを みんなに おしえてあげよう」と、みんなを乗せてふわりと空へ舞い上がりました。
おおなべくんとの旅の中で、みんなが初めて知る大切なこととは。
そして、おおなべくんが飛べるようになった理由と、芋煮会に込めた思いとは…。
山形市で毎秋行われている芋煮会をモチーフにした、
心あたたまる物語です。
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