生まれつき手足に重い障がいがありながらも、世界の舞台で活躍し続け、パラリンピックでは金3個・銀5個・銅6個という輝かしい成績を残してきた競泳パラアスリート・鈴木孝幸選手。
長年、日本代表として世界と戦い続ける一方で鈴木選手は、「競技で結果を出すこと」だけではなく、スポーツを通じて社会そのものを変えていきたいと考えてきました。その思いから自ら立ち上げたのが、「鈴木孝幸杯インクルーシブ短水路水泳競技大会」です。障がいのある人もない人も同じレーンで競い合うこの大会には、誰もが自然に共に生きる社会を当たり前のものにしたいという願いが込められています。自らの限界に挑み続けながら、その経験を社会の未来へとつなげていこうとする鈴木選手。困難を乗りこえ、自ら道を切り拓いてきた軌跡と、その先に見据える「共に生きる社会」への挑戦を描く、希望に満ちた児童向けノンフィクションです。
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