著者は、2018年10月開催の「第38回日本年金学会総会・研究発表会」において、公的年金と私的年金の新たな役割分担のあり方として、 就労延長(Work longer)、私的年金等(Private pensions)、公的年金(Public pensions)の三社による継投で備える「WPPモデル」を提唱しました。 本書は、WPPモデルを個人の老後生活設計にどう活用するかを解説するとともに、そのために必要な基礎知識である、公的年金・私的年金等の受取方法および税制などの「出口戦略」に焦点を当てて解説しています。
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