雪の日、ネコさんがひろったのは、とても小さな女の子。女の子と一緒に暮らすようになると、不思議なことが起こりはじめて……。
初雪が降った時に、木の葉の下で眠っていた小さな女の子は、いったい誰だったのでしょう。
小さな女の子は孤独なネコに拾われて、ネコをとても幸せにしました。
女の子と生活するうちに春が近づき、春がやって来たら女の子はいなくなりました。
ネコの喪失感がちょっと痛々しいのですが、冬が北等また会えるかもしれないという願望に置き換わっていきます。
期待がかなうかどうかはわかりませんが、女の子との奇跡的な生活は心に刻まれました。
心の隙間をうめる出会いって、とても神秘的です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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