道具箱としての統計学を学ぼう。ビッグデータの時代の基本的な統計知識は、分布の形や分布の違いの有無についての連続的な判断が要求される。データの分類を出発点に、分布の中心(算術平均、中央値)や散らばり具合を見るためのさまざまな指標や、データ間の関係の強さをみる相関係数や関連係数、また回帰分析を学ぶ。また、確率論に基づく統計的推論についても,検定に重きを置き、演習形式で解説。できるだけ現実のデータを取り上げ、社会科学(経済,経営,教育,社会学等)のみならず自然科学(生物学,薬学,医学,保健学,理学療法学等)の統計的検定にも対応できるよう配慮した統計学入門書。
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