限界サラリーマンの皆様へ。
その壁、壊せます
サラリーマンには、99%の人が迎える大きな節目が2つある。
1つめは、「45歳の壁」。それは「出世の限界」を迎える時期であり、多くの人に昇格のチャンスがなくなることを意味する。そして2つめは、役職定年という「55歳の谷」。これから40代になるサラリーマンの人は、もう「働かないおじさん」にはなれない。国から65歳定年を押し付けられたかたちの企業は解雇条件緩和を言い始めており、働かないシニア社員を放置していては、若い社員に示しがつかなくなっている。
会社員人生を40年とすれば、前半20年(?45歳)は、出世や転職など様々な可能性がある。しかし後半の20年(45?60歳)は、自身の限界を知りつつ、「自分の居場所」を確保して生き残る時期なのである。
本書は、そんな時代や変化に巻き込まれていく多くのサラリーマンに向けた「超実践的」な「解決の書」だ。
トヨタを54 才で 退職、独立後もコンサルタントとして活躍する著者の経験と、サラリーマン1800人へのアンケートから見えてきた、70歳まで働くための処方箋は、次の6つのキャリアシナリオである。
@社内出世型
Aスペシャリスト型
B社内再活躍型
C副業両立型
Dシニア転職型
Eシニア独立型
社会人人生のほとんどをサラリーマンとして過ごしてきた著者だからこそ、また、サラリーマンのやりがいも悲哀も理解しているからこそ、リアリティをもって伝えることができる考察と提案は、威勢のいいビジネス啓発書とは一線を画する「地に足の着いた」一冊である。
【目次】
序章 働かないおじさんは絶滅する?多くの人が知らない不都合な真実
第1章 45歳の壁・55 歳の谷を越える「6つのシナリオ」
第2章 あなたの「会社との距離感=vは正しいか
第3章 45歳、55 歳になる前に サラリーマンの財産「生産性資産」を整える
第4章 何歳になっても「ポータブルスキル」はサラリーマンの武器
第5章 70歳まで働くための「変身資産」
第6章 自分らしく勝つために
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