
戦後の復興期から高度経済成長期を迎え、京急でも大型の高性能車輌の増備が続くと、 230形などの小型車一族は車齢も高く輸送力が見劣りするなどの理由で次第に本線の主力の座を追われていった。 しかしまとまった輌数を占めていたことから今後も支線区などの主力として使用すべく、両運転台の片運転台化や室内外の大規模な更新などが行われた。 こうして大師・空港線といった支線の主力として活躍してきた230形も1978年を最後に引退、一部は香川県の高松琴平電気鉄道へ譲渡(現在廃車)されたほか、 現在でも3輌の静態保存車が残されている。
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