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出版社エディターズブログ

2022.06.24

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史上最多約420体収録! かつての“恐竜少年”の夢が詰まった、本気の恐竜図鑑 (Gakken)

学研プラス(Gakken)が生み出す、数々の個性的で魅力的な商品・サービス。その背景にあるのはクリエイターたちの情熱だ。学研プラス公式ブログでは、ヒットメーカーたちのモノづくりに挑む姿を、「インサイド・ストーリー」として紹介しています。今回は、『学研の図鑑LIVE』シリーズの中でも1、2の人気を誇る『恐竜』の改訂を任された、図鑑編集部の松原由幸です。

  •  学研の図鑑LIVE 恐竜 新版

    出版社からの内容紹介

    シリーズ累計200万部!「学研の図鑑LIVE 恐竜 DVDつき」に新版が登場!
    約420種の恐竜などの生物を紹介!絶滅した恐竜たちが超高精細イラストでよみがえる!
    総勢8名の研究者による最新・正確な情報で3歳から大人までずっと使える本格図鑑。
    DVDは新版に合わせて新たに製作した完全オリジナル。バラエティに富んだ企画を多数収録。
    さらに全動画スマホ・タブレット等でも視聴可能!いつでもどこでも動画が楽しめる。

    【本誌 進化した10のポイント】
    ■全ての恐竜の復元画を新規描き下ろし。超高精細CGで活き活きした姿を再現。
    ■収録種数は420種で類書中NO.1!近年発見され、他の図鑑には掲載されていない新種も掲載。
    ■監修には、国立科学博物館真鍋真博士と若手研究者チームが集結!最新・正確な情報と専門性の高いコラム。
    ■進化の流れを意識した掲載順。読めば自然に恐竜の進化がわかる。
    ■コラムページ「くらべてみよう」を新設。「なぜ違うのか?」まで踏み込んだ科学的なページ。
    □本誌の角を丸くカットする加工を実施。小さい子でも安全に使えるデザイン。
    □LIVE専用開発により紙の軽量化を実現。従来比89%。
    □ユニバーサルデザインフォントを採用。あらゆる人が読みやすさを追求。
    ★おうちのどこでも貼れる!B3サイズのカタカナ学習ポスター。
    ★3DARが進化!人気のティラノサウルスやトリケラトプスが動く。

    【動画 進化した5のポイント】
    ●新版に合わせて新たに制作した完全オリジナル動画
    ●類書史上初!DVDに加えて、スマホやタブレット等でも視聴可能。
    ●数多くの子ども向け人気番組を手掛ける映像制作会社DIRECTIONSと共同制作
    ●迫力の恐竜CG、クイズ、恐竜の歌などバラエティに富んだ企画を多数収録
    ●動画の長さは最大10分程度。ちょっとした時間にも見やすく、見すぎ防止にも役立つ。

    <動画の目次>
    1.恐竜の誕生と絶滅
    2.ダイナソークイズ
    3.ティラノサウルス化石ウォッチング
    4.(歌)きょうりゅうだいしゅうごう
    5.恐竜が学校にやってきた?!
    6.福井県立恐竜博物館
    7博物館の楽しみ方

子どもの頃、誰もが一度は大きな“恐竜”に、心動かされたことがあるのではないだろうか。そんな恐竜に夢中になった一人の少年が、この場所で、夢を叶えた。
 子どもたちに絶大な人気を誇る『学研の図鑑 LIVE 恐竜』が、2022年6月、8年ぶりに改訂される。その改訂にあたり、担当として白羽の矢が立ったのは、少年時代から恐竜を追いかけ続けた、松原由幸だ。
 学研プラスへの入社動機は、ずばり「恐竜図鑑を作りたかったから」。一昨年、念願の図鑑編集部に配属となり、入社6年目の今年、ついに手にしたチャンスだった――。

夢の恐竜図鑑制作! 使命は、子どもたちの前に“恐竜をよみがえらせる”こと

 編集制作にあたり、松原が最もこだわったのは“恐竜をよみがえらせる”ことだった。

「鳥をのぞいて、恐竜は絶滅してしまっているので、今は生きている姿を見ることはできません。そうした恐竜が『何億年も前に、同じこの地球に生きていたんだよ』ということを、子どもたちにリアルに伝える、感じさせられることこそが、恐竜図鑑にとっての使命だと思っています。そのため、図鑑に描かれている恐竜のイラストは、とても重要なんです」

 かくいう松原も、幼稚園児の頃に、親に買ってもらった『学研の図鑑 恐竜』で育った1人。恐竜図鑑に描かれたリアルで臨場感のある恐竜のイラストを見て、ワクワクした体験は、いまも松原の原体験として強烈に残っているという。

 今回新たに改訂される『学研の図鑑 LIVE 恐竜』を手にする子どもたちに、あの時の自分と同様の心躍る体験を届けるべく、制作に情熱を注いだ。

更新され続ける研究をもとに、恐竜をよみがえらせる

 恐竜研究は常に知見が更新され続けている分野で、子どものころに知った情報が、今では違う、ということも多い。例えば、子どもたちに人気の恐竜の一種である、“スピノサウルス”は、近年、化石が見つかるごとに“こういう恐竜だった”という形が、どんどん変わっているのだという。

 松原が目指すのは、それら最新の研究成果を土台とした、リアルなビジュアルだ。

「スピノサウルスは、2001年に公開された映画『ジュラシック・パークV』に登場し、人気を博しました。映画の中では、ティラノサウルスのように後ろ足で立って二足歩行する姿が描かれています。ただ、それから更にスピノサウルスの化石が更に見つかったことで、復元された姿は変わっていきました」

 2014年には、スピノサウルスの後ろ足の化石が報告された。それが、意外にも短いものであり、スピノサウルスは二足歩行ではなく、四足歩行をしていた可能性が示された。さらに2020年には、30以上の尾骨(しっぽ)の化石が発掘されたのだという。

「その化石から、スピノサウルスは縦に幅広いウナギのような尾をもっていたと考えられました。また今年になって、スピノサウルスは、他の獣脚類の恐竜と比べて密度が高く重い骨をもっていたこともわかりました。これにより、スピノサウルスは水の中を泳ぐのが得意だったかもしれないと考えられています。こうして、恐竜の姿は、研究の進歩によってどんどん変わっていきます。今回の図鑑では、スピノサウルスは泳いでいる姿で復元しています」

インタビューの続きはこちら(学研プラス公式ブログへ)

学研の図鑑LIVE 公式HPへ

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