みらいを楽しく生きぬく知識と知恵を子どもたちへ【コドモの大學】シリーズ創刊！『お金ってなんだろう？〜お金の正体はやくそくだった〜』

小さかったお子さんがどんどん大きくなり、幼稚園・保育園に通い、小学校に入るくらいまで成長すると、次は大人になった時に社会とどう関りを持っていくか、激しい競争社会に我が子が苦しまずに生きていくには何を伝えていくかを考える親御さんは多いと思います。
そんなパパママの心を支えるべく、我が子に「みらいを楽しく生きぬく知識と知恵を！」をコンセプトとした絵本シリーズが刊行されました。

その名も「コドモの大學」シリーズ。

このシリーズでは、経済界やファッション界など各ジャンルのトップランナーを作者に迎え、子どもたちに人気の高い絵本作家さんの絵で、家庭や幼稚園、小学校では教えられないけれども、生きていく上で大切なテーマを楽しく学べる絵本が出版されます。
2025年3月に発売される第1弾のテーマは「お金」。
早速、どんな絵本か見ていきましょう。

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おはなしをご紹介

「お金ってなに？」「お金ってなんで大切なの？」そう子どもに聞かれたとき、戸惑わずに答えられる大人はどのくらいいるでしょうか…。

お金は大切なものだけど、あまり固執してほしくない…。でも、きちんと知識を持って正しいお金の使い方を学んでほしい。そう思っている大人の皆さんにこの絵本はぴったり寄り添ってくれます。

絵本の主人公はマネマネ星に住む宇宙人アッチュ、ウッチュ、オッチュです。 マネマネ星は物々交換によって生活が成り立っています。でも、問題も多いようです。

ある日、3人は長老から「お金」という便利なものを見てきてほしいと頼まれ、地球に向かうことになりました。

地球へ向かう中で「お金」に対するいろいろなイメージを膨らませています。

地球に到着すると、早速お金が使われている場面を目にします。

「あれなら　自分たちで　つくれそうだね！」と 見よう見まねでお金を作って、お店で使おうとするけれど… 当然、物を買うことはできません。

手作りのお金では物が買えないことに気づき、改めてお金の秘密をじっくり探すアッチュ、ウッチュ、オッチュ。

次第にお金には形に違いがあること、何か喜ばれることをしてもらったお礼にお金がもらえて、そのお金はほかの場所でも使えることに気づきます。

お金をもらえる原理や、お金の使い方について知り、実際に地球でお金を使ってみると……見事、かき氷を買うことができました。

ウッチュたちは宇宙船に戻って、マネマネ星でも「お金」で物と交換できるよう、仕組みを作り実行に移すことにしました。

お金はマネマネ星に浸透し、ウッチュたちのかき氷屋もしばらくは大繁盛…だったのですが…。
材料がなくなり、お金でかき氷が買えなくなる事態に。するとお金が使えないことにお客さんたちが怒って帰ってしまいました。せっかくお金でもめ事を起こさなくなったのに、お金が原因でトラブルが発生…。

「お金はしっぱいだったのかなあ……。」と頭を抱える3人。

実は「お金」には物と交換できること以外にも守らなければならない大切な約束があったのです…。

それは何なのか、続きはぜひ、絵本で楽しんでくださいね。

作者はラジオDJ兼経済キャスターのDJ Nobbyさん！

『お金ってなんだろう？〜お金の正体はやくそくだった〜』でお金の役割と経済について教えてくれるのは、経済キャスターでありラジオDJの肩書も持つDJ Nobbyさん。金融業界でのサラリーマン経験のあるDJNobbyさんは、ラジオで難解な経済ニュースを分かりやすく伝えることで人気を博し、音声メディアVoicyでは10万人を超えるフォロワーから支持を集めています。
絵本では「お金とは？」の本質を、経済について初めて触れる子どもたちにもわかりやすく、楽しく紹介されています。

宇宙人たちのユニークな絵を描いたのは イラストレーター・絵本作家のさいとうかおりさん

個性豊かなマネマネ星人の姿や、難しいお金の知識を柔らかいタッチで伝えてくれる絵を担当したのはさいとうかおりさん。 ユーモアあふれる動物や人物を描くことが得意で、「絵を見たり絵本を読んだりしてくださった方が、楽しくなるような作品」をたくさん生み出しています。

絵本でウッチュたちにお金について教えてくれるかき氷屋さん。どことなく、DJNobbyさんに似ていると思いませんか？

「ベストセラーランキング」1位、2位を獲得！

「コドモの大學」シリーズは絵本ナビの全ページためしよみでもお楽しみいただくことができます。公開してすぐにベストセラーランキング1位、2位を獲得。 読者の皆さんの注目の高さが伺えますね。

続編が待ち遠しい！ 「コドモの大學」シリーズを親子で楽しもう

経済やファッションなど、一般的には子ども向きではないテーマを取り上げ、各ジャンルのトップランナーとも言える有識者や、インフルエンサーたちが作者として参加することで話題となっている「コドモの大學」。

「みらいを楽しく生きぬく知識と知恵を！」をコンセプトに、難しいことも簡単で面白く、親子で本質を学べるよう、様々な工夫がされています。

絵本の最後に登場する「コドモの大學しんきゅうテスト」もそのひとつです。

絵本を楽しんでおしまいではなく、自分で考えたり、お家の人と話をしてさらに考えを深めてほしいという思いを感じますね。

第２弾『コドモの大學  おしゃれってなに？〜やさしくなれる魔法〜』は『コドモの大學 お金ってなんだろう？〜お金の正体はやくそくだった〜』と同時発売。

さらに第3弾、第4弾についても鋭意制作中とのことで、この後どんなテーマで絵本が生まれるのかとても楽しみです。 みなさんもぜひ、お子さんと一緒に今まで触れてこなかった、なかなか深く考えることのなかったテーマを「コドモの大學」で発見していきましょう。