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絵本ナビスタッフ便り 7月

絵本ナビ編集部

2015/07/17

『ママがおばけになっちゃった!』発売記念、のぶみさん登場!

『ママがおばけになっちゃった!』発売記念、のぶみさん登場!

絵本ナビオフィスに、絵本作家のぶみさんが7/16発売の新刊『ママがおばけになっちゃった!』を持って遊びに来てくださいました!
本が出来上がる前のラフの段階から1000人以上に読み聞かせをしてきたというこの絵本、実は出版前から人気が出ていた、なんて噂も・・・?

いったいどんな絵本なんでしょう。

ママがおばけになっちゃった! ママがおばけになっちゃった!」 作:のぶみ 出版社:講談社

ママはとつぜん、オバケになってしまいました。「ママにあいたいよー!」大泣きするかんたろうのところに、夜遅く、現れたのは……。


ママが死んでおばけになっちゃった!という、のぶみさんの絵本の中でも、今までにないインパクトのある設定。

おばけになったママと息子かんたろうのかけあいは、のぶみさんの作品らしい笑いに溢れています。
そして物語の後半、ママとかんたろうは、お互いの気持ちを伝え合うのですが・・・。

「ママが死んでしまう設定の絵本って、ある意味1番怖い。おばけの国に行くよりずっと怖いです。それは、子どもがママと離れる想像をしたくないから。
まず、みんな感情を揺さぶられてしまうんですね。
設定だけ見たら、子どもに読ませたくないって怒る人もいると思います。

だけどこの絵本は、ただママが死ぬという話じゃない。
『このこ、わたしがいなくなったらどうなっちゃうの?』という、ママなら誰もが思うこと。
それを親子で考えてみてほしいんです。 子どもは、ママがいるのがあたりまえじゃなくて、感謝することに気づいてほしい。絵本の中で、一回でもママがいなくなる(擬似)体験をする。それは”ない”を見つけるから”ある”を感じるってこと。
ママもこの絵本を読んで、子どもと一緒にいることがどれだけ幸せか感じられると思います。お互いの大切さを感じてほしい、そういう思いがこめられています。
子どもを怒れないパパやママ、甘やかされてる子には特に読んでほしいかな(笑)」
絵本ナビスタッフに、読み聞かせをしてくださいました!

「読み聞かせが終わると、みんな映画1本観たあとのような顔をしてるんだ。」
1000人やってきた読み聞かせで、おじいちゃんも、子どもも、お母さんたちも、みんな笑って泣いていたそう。のぶみさんも、そんな生の反響から、今までにない手ごたえを感じられたそうです。
今まで160冊の絵本を出版されているのぶみさん。(絵本を重ねると、身長の高さと同じ!)
その中でも1番魂がこもっている作品!と熱く語ってくださいました。

そしてもう一冊。
同時期に発売されたこちらの絵本は、がらりと雰囲気が変わって、子どもたちが喜ぶ、鉄板「うんこ絵本」です。
のぶみさんにかかると、読んでいるうちに「うんこ」がとても可愛く見えてきてしまうんだから不思議。
こちらも合わせて、チェックしてみてくださいね。

うんこちゃん うんこちゃん」 作:のぶみ 出版社:ひかりのくに

「ながさないで…」 トイレで突然しゃべりだしたうんこちゃんは、どうやらかんたろうと友達になりたいみたい。最初は嫌がっていたかんたろうも次第に心を開いていきますが、果たして二人は友達になれたのでしょうか? 『しんかんくんシリーズ』(あかね書房)、『ぼく仮面ライダーになる!シリーズ』(講談社)で大人気の絵本作家、のぶみさん渾身の一作。


絵本ナビ編集部

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