アントンせんせい あかちゃんです アントンせんせい あかちゃんです アントンせんせい あかちゃんですの試し読みができます!
作: 西村 敏雄  出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!
アントンせんせいの病院にやってきたブタのブータさんとブーコさんの夫婦。 ブーコさんのお腹のなかには、あかちゃんがいて!?

連載

木村カエラはじめての絵本出版記念連載「私の出会った絵本たち」

KADOKAWA

2017/12/07

【連載】物心つくころから、絵本は身近にありました。

【連載】物心つくころから、絵本は身近にありました。

2018年に長年の夢である「絵本」を出版することを決意した、アーティストの木村カエラさん。
連載第一回目は、幼いころから絵本が身近にあったという、木村カエラさんに、特に夢中になった絵本について聞きました。
●時計の針を動かすカチカチという感触が大好きでした。
―― 以前、絵本ナビで『ママのスカート』(千倉書房)の紹介をさせていただいたとき、メッセージをお寄せいただきました。
その中で、「絵本が大好き」「いつか絵本を作りたい」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。


ファンの方たちにはデビューしてからずっと公言しているくらい、絵本が好きなんです。毎年、年始に今年の抱負をファンの方たちに宣言しているのですが、その中に必ず「絵本を作る」という項目が入っているんです。
―― 絵本を作ることは、木村カエラさんの長年の目標だったのですね。小さい頃から絵本が好きなのですか?

物心つくくらいには、自分のお気に入りの絵本があって、部屋で何度も繰り返し読んでいた記憶があります。今でもそのころお気に入りだった絵本は、手元に残っているんですよ。

―― そうなんですね! 絵本のタイトルを教えていただけますか?

ひとつは『どろんこハリー』(作:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム 訳:わたなべ しげお 出版社:福音館書店)です。お風呂が大っ嫌いなハリーが、お家から逃げ出す話なのですが、泥だらけになって遊んでいるうちに、黒ぶちの白いハリーの体が、白ぶちの黒い犬のようになって……。飼い主にハリーだと気づいてもらえないハリーの取った行動がとにかくかわいくて、家族の愛が伝わってくる優しい絵本です。
『どろんこハリー』より。
――1964年の発売以降、長く愛される名作絵本ですね。

ずっとこの『どろんこハリー』1作しかないと思っていたのですが、最近、シリーズが出ていると知って、急いで購入しました。続編の『ハリーのセーター』(福音館書店)も大好きな絵本になりました。
―― 小さいころから、絵本がたくさんあるお家だったんですね。

父も母も本好きだったこともあり、絵本が自然と身近にある環境でした。『プータン いまなんじ?』(絵:ならさか ともこ 文:わだ よしおみ 出版社:JULA出版局)も子どものころ大好きで、今も手元にある作品のひとつです。
――絵本の中に時計がついていて、指で時計の針を動かすことができる、しかけ絵本ですね。

指で時計の針を動かすカチカチという感触が大好きでした。
それと、うちは両親が共働きだったので、一緒に住んでいたおばあちゃんにすごく遊んでもらったんです。そんな思い出もあって、おはなしの中でおばあちゃんが出てくるページに来るたびに、おばあちゃんと会えるワクワク感を思い出していました。
『プータン いまなんじ?』のワンシーン。
――とても素敵なエピソードですね。

それと、あと1冊。『てぶくろ』(作:ウクライナ民話 絵:エウゲーニー・M・ラチョフ 訳:内田 莉莎子 出版社:福音館書店)も大好きな絵本です。
これは子どものころに読んだ絵本は残っていなくて、大人になって本屋さんで再会して、懐かしさのあまりすぐに購入しました。
小さいころは、あの手袋におおかみや、いのししがどうやって入っているんだろう……とすごく不思議でした。
大人になって改めて読んだときも、やっぱりその不可解さは健在(笑)。でも同時に、絶対あり得ない状況を、あり得ることとして描いている絵の力、想像力を刺激する世界観に、すごく感銘を受けました。
冬になると本棚から出して、読みたくなる作品ですね。
――最近、出会った中で好きな絵本はありますか?

どんどんどんどん』(作・絵:片山健 出版社:文研出版)と『あかにんじゃ』(作:穂村 弘 絵:木内 達朗 出版社:岩崎書店)。
この2作はよく読みます。『あかにんじゃ』は、著者の穂村弘さんの作品が大好きで、穂村さんの絵本ということで、すぐに手に取りました。真っ赤なおじさんが出てくるところが特に大好きなんです。
『あかにんじゃ』に登場する、あかおじさん。
――『どんどんどんどん』は片山健さんの作品、『あかにんじゃ』は木内達郎さんが絵を手掛けていて、どちらも絵本好きの間でも隠れた名作として人気のある作品です。

それと最近、図書館で見つけたすごくかわいい絵本が『3人のちいさな人魚』(作・絵:デニス・トレ アレイン・トレ 訳:麻生九美 出版社:評論社)。絵の枠の取り方が素敵で、絵もカラフルでとてもきれい。とにかく絵の魅力に引き込まれてしまい、貸出期限ぎりぎりまで借りていて、返したくないって思っちゃいました(笑)

――幼いころの思い出から、最近出会った絵本の話まで、たくさん伺うことができました。次回は、木村カエラさんの生み出す曲に影響を与えた作品についてお話を聞きたいと思います。今日は本当にありがとうございました。


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