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ばかにされながらも虔十が植えた700本の杉苗。小さな杉林は、子どもたちの遊び場になり、虔十の死後も、そこで育った子どもたちの故郷でありつづけた。(虔十公園林)
最初、タイトルがよくわからなかったです。
虔十という人が育てた林が、公園になったお話でした。
自然が大好きな虔十は、みんなから馬鹿にされていました。そんな虔十が、杉をうえはじまました。
虔十がなくなっても、公園は残って人々をいやしています、、、。
虔十は、どこか宮沢賢治と重なる感じがしました。独特の言葉使いは、読みにくいけれどあたたかみがあるなと思いました。
はたさんの描く、虔十の表情がいいですね。
ざしきぼっこも、ふしぎな楽しいお話でした。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子13歳)
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