ちいさなしまにひとりのおとこがながれつき、そこらじゅうのさかなをとりはじめました。やがて、さかなはすっかりいなくなり、うみはタコだらけに…。人間といきもの共生を描いた秀作絵本、待望の復刊。
豊かな海。
それを守るのは私達人間なのだと分かりやすく教えてくれます。
静かな海で、静かに穏やかにくらしていた親子のくらしを変えたのは、海の向こうからやってきた、自分勝手な人間。
物語はやさしい口調で話しかけるようにすすみ、いかに自分勝手な人間が愚かだったかを思い知ります。
残酷なほどの自然の報復・・・
自然との共生が、子供に分かりやすい話になっています。 (イザリウオさん 40代・ママ 男の子11歳 男の子9歳)
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