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よりすぐりの詩と人気絵本画家たちの、心と心が響き合う、詩のえほんシリーズ第3弾!今回は「いきることば」として、自分自身についてや生きることの意味を問う詩に、画家太田大八が一頁一頁、ちがうタッチで丁ねいに詩の心を感じながら描きおろしました。巻末には小池昌代さんによる「こんなふうに読んでごらん」といった解説がついているので、固苦しく考えることなく、詩の世界に入り、味わうことができる楽しい絵本です。
有名な作家さんたちの詩がいっぱいつまっています。一冊でとっても満足する内容でした。
自分のこと、人生のことを短いことばでつづられると、心にぐっとくるものがありますね。詩の力をストレートに感じました。長々と説明するよりも説得力があって、そして心を動かす魔法を持っているかのようです。
わたしは、この本のなかの谷川俊太郎さんの詩「いる」に心うたれました。
「だれかがどこかにいるのっていいね
たとえとおくにはなれていても
いるんだ いてくれてるんだ
とおもうだけでたのしくなる」
涙が出てきました。
お友達にプレゼントしたい一冊です。 (けいご!さん 30代・ママ 女の子9歳、男の子5歳)
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