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とつぜん茶さじくらいの大きさになるスプーンおばさん。スプーンくらいに小さくなるとふしぎなことに動物のことばが話せるようになるので、いつも犬やネコなど動物たちの力をかりて危機をきりぬけます。今回はご亭主のオンボロ自動車に乗ってドライブ旅行へ。
私も小さい頃、スプーンおばさんのお話が大好きでした。娘もスプーンおばさんが大好きになり、『ちいさなスプーンおばさん』『スプーンおばさんのぼうけん』と読んで楽しそうだったので、3作目であるこちらをプレゼントすることに。
前2作は、短いお話がたくさん入っているタイプでしたが、今回はひとつの長いお話でした。おじさんが自動車のレースに出たいと言い出して、ふたりでドライブ旅行に出かけます。
夫婦ふたりの会話が楽しくて、どんどんと読み進められます。そして、ふんだんに盛り込まれた挿絵がまた素敵。登場人物や動物たちが生き生きと、表情豊かに描かれていて、今にも動き出しそうです。
小学生ならひとりで読めますが、5、6歳の子に読んであげるのも楽しそう。時間がある時に下の子にも読んであげたいと思います。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子3歳)
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